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ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石
2022年2月10日 シドニー Whatmore康子

豪:BHP、NSW州Newcastle大学の製鉄材料研究センター「CIMR」とのパートナーシップにおいて10mA$を拠出し、製鉄の温室効果ガス排出量削減に関する研究を実施へ

 2022年2月7日付けの地元メディアによると、BHPは、NSW州Newcastle大学の製鉄材料研究センター「Centre for Ironmaking Materials Research(CIMR)」と同社が結ぶパートナーシップにおいて10mA$を新たに拠出し、製鉄の温室効果ガス(GHG)排出量削減に関する研究を今後5年間にわたり実施することを明らかにした。BHPはこの研究において、従来型の高炉に水素を吹き込んで還元を行う製鉄方法や、GHG排出量削減のための新興技術などについての研究を、同社の鉄鉱石や原料炭を使用して行っていく。BHPは、同大学とは製鉄に関する研究の共同作業を1957年から行っており、同大学の資源エネルギー研究機関「Newcastle Institute for Energy and Resources(NIER)」の研究センターとしてCIMRが2010年に設立されてからは、従来型の製鉄に関する研究を同センターと共同で実施してきた。

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