閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
その他 ニッケル
2022年2月10日 シドニー Whatmore康子

豪:WA州政府、探鉱支援イニシアティブ「Exploration Incentive Scheme」において試錐プログラムの第25ラウンドなどを実施へ

 2022年2月8日付けの地元メディアによると、WA州政府は、同政府が2009年より実施している探鉱支援イニシアティブ「Exploration Incentive Scheme(EIS)」において、試錐プログラムの第25ラウンドと、石油企業及び地熱企業を対象とするエネルギー資源分析・評価(EAP)プログラムの第3シリーズを開始したことを明らかにした。EISは年間の助成枠が2021年7月に10mA$から12.5mA$に引き上げられており、2022年2月からは、助成の対象となるプロジェクトの探鉱費用を最大50%助成する試錐プログラムの助成額上限も、1プロジェクトにつき30~200kA$から40~220kA$に引き上げられた。一方、EAPプログラムは、助成の対象となるプロジェクトの費用額の最大50%をプロジェクト1件につき50kA$を上限に助成するもので、1年に2回、実施されるものである。また、WA州政府によると、試錐プログラムの第24ラウンドにおいては、助成の対象となったプロジェクト51件のうち、電気自動車(EV)などで使用されるリチウムイオン電池(LIB)の原料となるニッケルなどの鉱物を探鉱するプロジェクトが多く認められたとしている。

ページトップへ