ペルー：Panoro Minerals社、Cotabambas銅・金・銀プロジェクトのプレFS開始を発表

　2022年2月7日、加Panoro Minerals社は、Cotabamba銅・金・銀プロジェクト（Cusco州）におけるプレFSの一環として、2022年第1四半期に後期探鉱や技術調査、環境調査などを開始し、資源量更新を実施すると発表した。
　後期探鉱では、PEAの採鉱計画に含まれる予測資源量の100％を概測資源量に変換するためのインフィル試錐（約12,200m）のほか、酸化鉱や硫化鉱などの資源の分布を把握し、プレFS内の採鉱計画に含めるための試錐（約4,400m）を2023年にかけて実施する計画となっている。
　技術調査では地質モデリング、地質冶金モデリング、地盤工学調査、水文地質調査を行うほか、PEAの浮遊選鉱回収率の改善、リーチングプロセスの設計、酸化鉱の回収率試算などを目的とした冶金試験の実施が計画されている。
　同社のShaheen社長は、2023年内にプレFSを完了させる見通しを示している。