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- アルミニウム/ボーキサイト
中国:2021年のアルミ業界の動向
2022年2月9日付け報道は、2021年の中国のアルミニウム業界について以下のとおりまとめている。
1.国家統計局の統計値によると、2021年のアルミナ生産量は対前年比5%増の7,748万t、電解アルミニウム生産量は同4.8%増の3,850万t、アルミ材生産量は同7.4%増の6,105万tで、それぞれ2年平均で3.4%増、4.8%増、7.8%増であった。
2.業界分析機構の統計によると、2021年12月末、アルミ地金の在庫は対前年同月比36%増の81万tで、通常の範囲内で変動している。
3.中国有色金属工業協会によると、2021年、アルミニウム価格は高水準で推移し続けており、年間の平均現物価格は18,946元/tで、対前年比33.5%上昇した。
4.税関のデータによると、2021年、ボーキサイト、アルミナ(実物量)の輸入量はそれぞれ10,737万t(対前年比3.8%減)、333万t(同12.6%減)であった。アルミスクラップの輸入量は同24.9%増の103万tであった。未圧延アルミの輸入量は同19%増の273万tであった。2021年、アルミ材の輸出は同17.9%増の546万tであった。
