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- 鉱種:
- カルシウム リチウム
中国:中鉱資源、ジンバブエBikitaリチウムプロジェクトを買い取り
2022年2月9日付け報道によると、中鉱資源集団股份有限公司(以下、中鉱資源)は、同社傘下の中鉱(香港)レアメタル資源有限公司を通じて、約180mUS$(約11.46億元)でリチウム鉱山企業2社(African Minerals社及びAmzim Minerals社)の株式権益を買収する予定である。これによって、間接的にジンバブエMasvingo州Bikitaリチウムプロジェクトの株式権益74%を保有することになる。
Bikitaリチウム鉱山プロジェクトは、現在採掘段階にあり、主な製品は高品位かつ低不純物のテクニカルグレードの葉長石精鉱及びケイ酸カルシウム精鉱である。Independent Resource Estimations(IRES)が発表したレポートによると、Bikitaリチウム鉱区での探査により確定したリチウム資源量は2,941.4万t(鉱石量)で、そのうち酸化リチウム34.4万t(金属量)、炭酸リチウム84.96万t(LCE)である。
中鉱資源によると、現在Bikita社では、社内再編及び株権益の買戻し・取り消し作業を行っている。Bikita社内の最終再編は政府による審査や承認を受け、株式権益の買戻しや取り消す作業が終われば、中鉱資源はBikita社の株式権益及び関連債権を100%持つことになる。中鉱資源は、以上の取引完了後、年内に鉱山の生産規模を拡大する予定。これによって、中鉱資源のリチウム鉱石資源の保有量を拡大し、企業のリチウム塩類原料の自給率を高め、リチウム塩類事業における原料の長期的な安定供給を確保できることになる。
公式サイトによると、中鉱資源は1999年に設立され、主な業務はリチウム、セシウム、ルビジウムなどの希少軽金属の資源開発と利用、固体鉱物の探査技術サービスと鉱業権開発等である。
2021年8月、中鉱資源は、生産量2.5万t/年のバッテリーグレード水酸化リチウム及びバッテリーグレード炭酸リチウムの生産ライン建設を終え、試運転を開始、2021年10月に一部バッテリーグレードの水酸化リチウムを販売した。
当該生産ラインの原料需要を満たすため、中鉱資源傘下の加Tanco鉱山のリシア輝石の採掘選別システムに対する技術改善プロジェクトも、2021年10月に生産開始した。本プロジェクトは、現在12万t/年のリシア輝石処理能力を持っている。


