ペルー：Las Bambas銅鉱山、Cusco州の道路封鎖で操業率50％に低下、政府は対応を協議

　2022年2月10日付け現地紙によると、Cusco州Chumbivilcas郡ではCcapacmarcaコミュニティなどの住民による南部鉱物輸送道の封鎖が依然継続し、Las Bambas銅鉱山（Apurimac州）の操業レベルがおよそ50％減少しているほか、封鎖が開始された2022年1月27日以降、本鉱山から港への精鉱輸送が停止している。またMMG Las Bambas社は、封鎖継続の場合2022年2月20日に操業停止する見通しを示している。
　このような中、Palaciosエネルギー鉱山大臣以下同省の代表者らは、首相府の社会対策協議室代表と対応を協議し、南部鉱物輸送道やLas Bambas銅鉱山操業を巡る持続的な解決を目指し関係者との連携を強化することに合意した。
　一方Apurimac州政府は、中央政府に対し南部鉱物輸送を対象とする非常事態宣言の発出を要請した。