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- 鉱種:
- 銅 コバルト ニッケル
米:Rio Tinto、CO2の鉱化ポテンシャル調査に向け、米エネルギー省から2.2mUS$獲得
Rio Tintoは、2022年2月14日付けプレスリリースによれば、MN州Tamarackニッケル・銅・コバルトプロジェクト(加Talon Metals社51%、Rio Tinto49%)において、化学反応を利用したCO2の鉱化および地下貯留に関するポテンシャル調査に関し、米エネルギー省のイノベーション基金を通じて2.2mUS$の出資を獲得した。同社は3年間で4mUS$を拠出する。本プロジェクトでは、WA州でCO2の鉱化実証を行っているPacific Northwest National Laboratory(PNNL)、コロンビア大学、Carbfix社、Advantek Waste Management Services社が提携するとともに、Talon Metals社は鉱体に関する知識や現地調査時のフィールドアクセスなどで協力する。CO2の鉱物化に関する技術については、現在Carbfix社がアイスランドにて大規模適用を行っている。なお、Talon Metals社は、再生可能エネルギーシステムを利用したCO2直接回収技術の導入についても検討を実施している(2021年10月26日付 ニュース・フラッシュ:加Talon Metals社、Tamarackニッケル・銅・コバルトプロジェクトでCO2直接回収技術を導入参照)。
