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コロンビア:国家鉱業庁、Cesar県2地域を新たに戦略的鉱業エリアに指定
2021年2月9日、国家鉱業庁(AMN)は、Cesar県San Diego市とLa Paz市に新たな2つの戦略的鉱業エリア(Áreas Estratégicas Mineras:AEM)を指定したと発表した。これまで同庁が開催した鉱業ラウンド2021では、5つの戦略的鉱業エリアが入札対象として提示されていた(2021年4月8日付 ニュース・フラッシュ:国家鉱業庁、鉱業ラウンド2021で対象5エリアを提示参照)。
戦略的鉱業エリアを指定する理由は、国の鉱物資源の多様化を図り、かつ鉱業セクターの発展を推進するためである。戦略的鉱業エリアで鉱業を行うには、客観的な選出プロセスを得て落札された者と国が探査開発特別契約を結ぶ必要がある。
ブロック2の拡張範囲(San Diego市)とブロック15(San Diego市とLa Paz市)が、銅及び貴金属のポテンシャルがあるエリアとして指定された。この指定は、コロンビア地質サービス(SGC)の報告書とANMが実施した分析に基づいて行われた。追加分も合わせると総面積は8,789haになる。
これらのブロックの入札は、2022年3月1日よりANNA Mineríaのプラットフォームで参加を受け付ける。参加するには、2021年083号及び115号決定に従い、法律、資金、技術、環境、社会責任等の条件を満たし、有資格者として認定される必要がある。
