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鉱種:
2022年2月18日 シドニー Whatmore康子

PNG:Bougainville自治州政府、Panguna銅・金鉱山の操業を再開することで地元の土地所有者達と合意

 2022年2月11日付けのメディアによると、Bougainville自治州政府が、Panguna銅・金鉱山の操業を再開することで地元の土地所有者達と合意したことが明らかとなった。これらの土地所有者達は、Basikang部族やKurabang部族など、Panguna地区における主要部族の5部族で2022年2月9日、同鉱山の操業を再開する決議書に調印したとされている。同自治州の鉱業法では、慣習的な土地の所有者が、自身の所有する土地に存在する鉱物資源を所有するものと定められている。同鉱山は、Rio Tintoが1972~1989年に当時の子会社であったBougainville Copper(BCL)社を通じて操業を行っていたが、1988年頃から地元コミュニティが同鉱山で環境破壊や利益配分の不平等が生じているとして同鉱山の操業を妨害する行為に及んだことや、同自治州における政情不安が生じたことなどを背景に、1989年に操業が停止された後、現在に至るまで休山されている。Rio Tintoは2016年6月、同社がBCL社に保有していた53.83%の権益の全てをPNG政府と同自治州政府に譲渡しており、現在、同社は両政府が約36.4%ずつ、残り27.2%が一般投資家や機関投資家によって保有されている。

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