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- 鉱種:
- アルミニウム/ボーキサイト
豪:Rio Tinto、TAS州アルミニウム製錬所の操業における長期的な経済貢献や脱炭素化などの相互協力に関するMOUをTAS州政府と締結
2022年2月21日付けの地元メディアによると、Rio Tintoは、同社のTAS州Bell Bayアルミニウム製錬所における、長期的な操業継続による経済的貢献や脱炭素化などの相互協力に関するMOUを、同州政府と締結したことを明らかにした。同社はこのMOUに基づき、同製錬所において電力調達の契約が期限を迎える2025年以降も操業を継続し、雇用創出などの経済貢献を行うことや、同製錬所の競争力を維持するための投資選択肢の調査や脱炭素化などを進めていくとしている。また、アルミニウムが太陽光発電の施設に多く利用されることや、アルミニウム製錬所が大量の電力を消費することなどを背景に、両者はMOUのもと、同製錬所の生産能力や電力需要がBell Bayにおける新産業の開発や再生エネルギー供給の拡大にどのように貢献していくかについての調査を共同で行うとしている。同政府は、同州における再生可能エネルギー発電量を2040年までに現在の2倍に増大することを目標としている。また、同製錬所のアルミニウム生産量は、192千t/年であるとされている。
