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2022年2月28日 サンティアゴ 兵土大輔

チリ:「先住民が自らの領土と天然資源に対して恒久的な主権を行使する権利」に関する法案が制憲議会本会議にて採択

 2022年2月19日付け地元メディアほかの報道によると、2022年2月18日、制憲議会本会議のセッションが開催され、その中で「先住民が自らの領土と天然資源に対して恒久的な主権を行使する権利」に関する法案について投票が行われた結果、賛成107票、反対43票で採択された。これにより、本法案は新憲法の最終草案となる。
 現状、プロジェクトが先住民に直接影響を及ぼす可能性がある場合は、ILO条約第169号に基づく環境影響評価プロセスにおいて先住民と協議することが義務付けられているが、本法案は更に、先住民にプロジェクトに関する拒否権を与えることになるという。

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