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中国:中国有色金属工業協会が2022年原材料産業シンポジウムに参加し、5つの提言を行う
工業情報化部は2022年2月25日、2022年原材料産業シンポジウムを開催した。会議では、原材料分野の2021年の業務成果を説明し、原材料分野の発展が直面している課題を解析し、検討を行い、2022年の重点課題を展開した。工業情報化部の副部長である王江平副部長が会議に参加し、講演を行った。
会議は河北省、内モンゴル自治区、湖北省、広東省、広西チワン族自治区など5省(区)の工業情報化の主管部門と、中国石油化学工業連合会、中国有色金属工業協会など2つの業界団体が交流声明を発表した。中国有色金属工業協会の党委員会常務委員・副会長兼秘書長の賈明星氏が会議に出席し、発言した。
賈明星氏は、以下5つの提言を行った。
(1)政府の関係部門が銅、アルミニウムなどバルク非鉄金属製品の価格の景気循環、反循環、科学的かつ正確な規制とコントロールを実現するためのイニシアチブのクロス循環の規制を研究し、把握する。
(2)海外の主な経済圏における金融政策の変更に伴う非鉄金属価格の大幅な変動に伴う事業リスクの可能性について、細心の注意を払うことを勧める。
(3)世界的なエネルギー危機の広がりに鑑み、産業政策に基づき、主要産業の企業の円滑な運営を確保するため、政府の関連部門が科学的かつ正確な対応策を検討・制定することが推奨される。
(4)非鉄金属産業における「二高一資」の適用範囲を、「柔軟かつ節度ある適確な政策」の原則に基づき、国家関係省庁・委員会が見直すことを提案する。
(5)需給や価格期待に対する過度な投機を避けるため、政府部門が市場意見の誘導を規制し、業界団体の役割を果たすべきである。
今回の会議はオンライン形式で開かれ、各省(自治区、直轄市)および自治体、新疆生産建設軍団産業と情報技術部門の原材料担当、機関の省、関連業界団体、企業、北京の機関、工業情報化部の関連部門と局が会議に参加した。
