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- 金 銅 鉄鉱石 コバルト ニッケル
豪:豪州の新規探鉱、2021年の年間費用額が1.207bA$と2012年以来の最高水準に
2022年3月1日付けの地元メディアによると、豪州での2021年における新規探鉱費用が前年比26.1%増の1.207bA$と、2012年以来の最高水準となったことが明らかになった。この背景には、同年において連邦政府や各州/準州政府などがCOVID-19流行からの経済回復を目的に刺激策を行ったことがあるとされており、既存探鉱も前年比29.1%増の2.39bA$となったとされている。これらの新規探鉱と既存探鉱の費用合計額の鉱種別内訳を見ると、鉄鉱石が557.5mA$と前年比41.1%増、銅が549.8mA$と同比64.8%増、ニッケル、コバルトが237.5mAと同比30.9%増、金が1.601bA$と同比21.6%増となった一方で、石炭は225.4mA$と同比22.7%減となった。一方、州別ではTAS州が20.9mA$と同比93.5%増となり大幅に増加したほか、VIC州が220.2mA$と同比43.9%増、WA州が2.35bA$と同比33.8%増となるなど、NSW州とQLD州を除く全州及び準州で20%以上増加した。また、掘進長は新規探鉱で4,108.8mの前年比9.96%増、既存探鉱で9,123mの同比31.0%増となった。
