豪：連邦政府、先住民の技能や雇用及び事業機会などを促進する計画において先住民のレファレンスグループを結成

　2022年3月3日付けの地元メディアによると、豪連邦政府が2021年12月に開始した、先住民の技能や雇用及び事業機会などを促進する計画「National Roadmap for Indigenous Skills, Jobs and Wealth Creation」において、同計画におけるアクションプランの案に対する助言やフィードバックなどを行う先住民のレファレンスグループ「Indigenous Reference Group（IRG）」を結成したことを明らかにした。同グループは15人の先住民事業リーダーで構成され、これらのメンバーにはRio Tintoの子会社でNT準州Rangerウラン鉱山のリハビリテーションを行うEnergy Resources Australia（ERA）社のBrad Welsh CEOや、先住民が完全所有する鉱業・建設サービス企業Blackrock Industries社のSteve Fordham CEOなどが含まれている。また、同政府は2022年2月に、同計画に基づいて合計21.9mA$を、先住民若年層の教育や雇用、先住民機関におけるガバナンス研修、先住民事業リーダーの養成などを行う計画に拠出するとしている。