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2022年3月10日 リマ 初谷和則

エクアドル:憲法裁判所の判決に関するBermeoエネルギー再生不能天然資源大臣インタビュー

 2022年2月27日付け現地紙は、鉱業実施に係る昨今の憲法裁判所の判決(2021年12月16日付 ニュース・フラッシュ:Río Magdalenaプロジェクト、憲法裁判所は探査開始禁止の判決、2022年3月4日付 ニュース・フラッシュ:Azuay県Cuenca市の水源涵養域設定、同市市長は現行の鉱業活動も阻止できると主張、2022年2月4日付 ニュース・フラッシュ:憲法裁判所、Chocó Andino自然保護区における鉱業反対の住民投票実施を認める参照)について、Bermeoエネルギー再生不能天然資源大臣へのインタビュー記事を掲載した。概要は以下のとおり。
Q:憲法裁判所(以下、裁判所)が判決を下した場所の鉱業権、法的確実性はどうなるのか?
A:裁判所の決定は、既に付与された権利の法的確実性を尊重し、法の不遡及の原則により、判決の決定が効力を持つのは将来に対してである。例えば、裁判所はCuenca市の住民投票にかかる判決の中で、決定の結果が及ぶのは将来に対してのみであることを示した、つまり新規権益に対してということである。また裁判所は、Los Cedros保護林の例について、法的影響は将来に対してのみ生じると明らかにした。そのため裁判所は、エネルギー再生不能天然資源省と環境・水資源・エコロジー転換省に対して、関連規制を適合させるよう命じたのである。エネルギー再生不能天然資源省としては、裁判所の判例に基づいて、法の確実性及び過去に付与された鉱業権を尊重することを理解している。環境に配慮した鉱業の発展を保障する。
Q:なぜ合法的な鉱業にあれほど強い反対があるのか?
A:合法的な鉱業への反対はないと考えている。エクアドル国民は、法的、社会的、環境的に正当なプロセスを支持する。政府が推進する責任ある鉱業が国にもたらすのは開発と恩恵のみである。残念なことに、社会紛争を巻き起こすグループや人々によって鉱業に関する偽情報が組織的に流されており、合法的かつ管理されているプロジェクトの進展を阻んでいる。合法的な鉱業をより推進すれば、違法採掘を減らし、Yutzupino、Buenos Aires、Nambijaで起きたような社会的負荷・汚染を生じる環境破壊(2022年2月28日付 ニュース・フラッシュ:政府、アマゾンNapo県で違法採掘の取締りを実施参照)を防ぐことが出来るだろう。

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