豪：NT準州政府、助成枠を3mA$に増額して探鉱助成プログラム「GDC」の第15ラウンドを開始

　2022年3月8日付けの地元メディアによると、NT準州政府は、同政府の探鉱助成プログラム「Geophysics and Drilling Collaborations（GDC）」の第15ラウンドを開始したことを明らかにした。GDCは、同政府が探鉱促進イニシアティブとして2018～2022年に実施する「Resourcing Territory」のもとに行われるものであり、今回のラウンドにおいては、同イニシアティブにおける2022年7月からの年間予算がこれまでの6.5mA$から9mA$に増額されたことに伴い、助成枠が最大3mA$と、前ラウンドの助成総額1.7mA$をはるかに上回る額とされた。GDCにおいては、助成対象となる探鉱プロジェクトに対してプロジェクト費用の50％に相当する助成金が給付され、1プロジェクトごとの助成上限額は、今回のラウンドではグリーンフィールドでの試錐探鉱で200kA$、グリーンフィールドでの物理探査で100kA$などと設定されている。同ラウンドの申請受付期間は2022年2月21日～4月29日とされている。