ニュース・フラッシュ
- 鉱種:
- リチウム
チリ:環境監督庁(SMA)、米Albemarle社に対しAtacama塩湖で塩水を過剰に抽出したとして法的手続きを開始
2022年3月13日付け地元メディアは、環境監督庁(SMA:Superintendencia del Medio Ambiente)が米Albemarle社に対し、Atacama塩湖で塩水を過剰に抽出したとして法的手続きを開始したと報じた。メディアによると、SMAは同社に1つは軽微、もう1つは深刻な違反として4mUS$の罰金を科す可能性があると述べたという。軽微な違反としては、2019年10月~2020年9月にかけて、環境決議で確立された平均年間流量442L/秒を超える同452L/秒を塩湖から抽出したことである。一方、深刻な違反としては、同社が帯水層警報部門の早期警報計画で確立された規制に準拠していなかったことである。2021年2~3月にかけて、同社はSMAに早期警報計画を有効にしたことを通知せず、塩湖から塩水抽出をすぐに削減しなかったという。
