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ニュース・フラッシュ

鉱種:
亜鉛 ヒ素 モリブデン
2022年3月17日 サンティアゴ 兵土大輔

チリ:加Pampa Metals社、Block4銅プロジェクトのトレンチ調査結果を報告

 2022年3月15日付けで加Pampa Metals社は、同社が権益100%を所有するBlock4(Antofagasta州)銅プロジェクトにおいて実施された地表調査(2021年10月20日付 ニュース・フラッシュ:加Pampa Metals社、Block4銅プロジェクトにおける地表調査結果を報告参照)に続き、トレンチ調査結果を報告した。
 同社は、2021年11~12月に同プロジェクトで6測線、計2.3kmのトレンチ調査を実施した。トレンチ1(WNW-ESE方向)では石英脈に関連すると考えられる最大45ppmのモリブデン異常が認められ、トレンチ4(WNW-ESE方向)では、24m間で品位:Au 0.25g/t、トレンチ5(磁気異常西縁辺部)では24m間で品位:Cu 0.12%、うち8m間でAu 0.38g/t、Ag 1.6g/t、As 484ppm、トレンチ6(磁気異常西縁辺部)では24m間で品位:Cu 0.14%が確認された。同社はトレンチ調査により、斑岩型システムに関連する高い銅、金、モリブデンの異常が明らかになったと述べている。また、銅‐金‐ヒ素及び金‐ヒ素‐鉛‐亜鉛の異常は熱水システムの上部に位置づけられ、深部に斑岩型システムに関連する鉱化帯が賦存することを示唆するとの見解を示している。

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