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ニュース・フラッシュ

鉱種:
アルミニウム/ボーキサイト
2022年3月17日 シドニー Whatmore康子

豪:Rio Tinto、ロシアのウクライナ侵攻を背景にロシア関連の事業から撤退か

 2022年3月10日付けの地元メディアによると、Rio Tintoがロシアのウクライナ侵攻を背景に、ロシアに関連する事業から撤退する模様であることが明らかになった。ReutersやBloombergなどのメディアは、Rio Tintoが「我が社は、ロシア事業との商業的な関連を全て断つ準備を進めている。」という連絡を受理したとしており、この背景にはロシアのウクライナ侵攻があると報じている。一方、同社銅部門のBold Baatar CEOは、2022年3月9日に米国で行われたIHS Markit社の年次会議CERAWeekにおいて、同社がモンゴルで操業するOyu Tolgoi銅鉱山で、中国からのディーゼル燃料調達が難しくなった場合、ロシアが代替的な調達先となることは否定できないと述べたとされている。同鉱山はディーゼル燃料の調達の大半を中国から行うが、現在、中国では冬季の燃料不足が生じているとされている。また、同社の操業するQLD州Queensland Alumina Limited(QAL)アルミナ工場では、権益の20%が露Rusal社によって保有されるが、Rio Tintoが同社にQAL工場の権益を手放すよう要請することは、現在、豪連邦政府をはじめ各国政府がRusal社に対して経済制裁を実施していないことからも明白な根拠が存在せず、実現し難いのではないかと、同メディアは分析している。

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