チリ：Marcela Hernando鉱業大臣、リチウム国営会社の設立及び新鉱業ロイヤルティ法案に言及

　2022年3月15日付け地元メディアによると、Marcela Hernando鉱業大臣はCNNによるインタビューの中で、「リチウム国営会社の設立と新鉱業ロイヤルティ法案は、鉱業、省が抱える課題の一部であり、ロイヤルティは政策の財源確保の支柱の1つと考えている。」と述べた。また、同大臣は大手鉱山会社と話し合い、「政府及び鉱山会社ともに不満を持つことのないよう妥当なロイヤルティの税率を定める必要がある。」とコメントした。さらに、「政府は収用について考えていないことが分かってきた。政府が最も関心を持っているのは、安全な国であり続けるための外国投資である。」と言及した。その他、リチウム国営会社を設立する政府の提案については、「鉱業省内で、リチウム問題と塩湖の資源管理を担当するユニットを編成しており、このユニットは国営会社設立と全ての制度設計について担当するだろう。」との見解を示した。