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ニュース・フラッシュ

鉱種:
コバルト ニッケル
2022年3月23日 シドニー Whatmore康子

豪:Rio Tintoが坑廃水処理技術の提供などを行うプロジェクトを公開入札で募集へ、支援枠は最大2mUS$

 2022年3月16日付けの地元メディアによると、Rio Tintoは、同社が閉山あるいは休山している資産における坑廃水の処理に関する技術提供などを行うプロジェクトを、公開入札「Water Remediation Challenge」を通して募集することを明らかにした。同社は、同入札が「坑廃水から銅、ニッケル、コバルトなどの鉱物を除去して商業向け製品の形態とする技術」、「下流工程に悪影響を及ぼす汚染物質を坑廃水から除去する技術」、「坑廃水を鉱山の地元コミュニティや農地で使用可能な水に再生し、利益創出の機会を生ずる技術」、の開発や導入の実現を目標とするものであり、落札プロジェクトには、50k~2mUS$の資金支援または費用負担を行うとしている。同公開入札は2022年4月28日が締め切りとされている。Rio Tintoが閉山または休山した資産は全世界において92件あるとされている。

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