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ニュース・フラッシュ

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2022年3月30日 リマ 初谷和則

ペルー:Cuajone銅鉱山、2022年2月28日以降生産停止の状態が継続

 2022年3月23~25日付け現地紙によると、Cuajone銅鉱山(Moquegua州)では、2022年2月28日に地域コミュニティの抗議デモを原因として操業停止となった後、政府の仲介による交渉が試みられたものの合意に至らず、操業停止状態が継続している。
 本件についてSouthern Copper社のJacob CFOは、デモ隊による貯水池のバルブ閉鎖でCuajone銅鉱山キャンプ地への水供給が途絶えたままとなっていることから、キャンプ地内の住民の一部を退避させる可能性があること、また本鉱山へ各種サービスを提供する業者との契約の取り消しを検討していることなど明らかにした。
 一方、2022年3月23日、Cuajone銅鉱山の労働組合の代表者らは、Lima市内のエネルギー鉱山省(MINEM)前で抗議デモを実施し、政府による本問題の解決を訴えた。
 そして、2022年3月24日、市民オンブズマンは声明を発表し、5千名が生活し病院や教育施設なども存在するキャンプ地への水供給の復旧は特に急務であるとした上で、当事者であるSouthern Copper社とデモを実施するコミュニティに対し直ちに協議を再開し、コミュニティが主張する土地の権利や5bUS$の補償要求などに関して話し合いを行うよう呼びかけた。また、MINEMに対しても当事者双方への働きかけを通じて対話の復活を促すよう呼びかけた。

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