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ペルー:Las Bambas銅鉱山Chalcobambaピット、エネルギー鉱山省は開発承認するも地元コミュニティは開発阻止を表明、南部鉱物輸送道の封鎖を再開
2022年3月24日MMG Las Bambas社は、エネルギー鉱山省(MINEM)がLas Bambas銅鉱山(Apurimac州)のChalcobambaピットの開発を承認したと発表した。同社によれば今後5か月間かけてピットやズリ堆積場が段階的に整備され、2022年下半期に生産を開始する見通しのほか、本鉱床で採掘される鉱石は約13km離れたFerrobambaピット近くの破砕プラントに輸送される計画となっている。また、本鉱床の開発により、Las Bambas銅鉱山全体の年間生産量は380~400千tとなる見通しとなっている。
一方、Aprimac州Cotabambas郡Huancuireコミュニティでは、本発表を受けて会合が実施され、Chalcobambaピットの開発を阻止するためのあらゆる法的・社会的手段を採用することが決定された。同コミュニティは、MINEMは先住民事前コミュニティプロセスを経ることなく本鉱床の開発を決定したと主張している。
さらに、Cusco州Espinar郡Coporaque区では、2022年3月21日から21のコミュニティが南部鉱物輸送道における封鎖を再開した。これらコミュニティは当初24時間の抗議デモを予定していたが、政府との協議会が行われる予定の2022年3月30日まで抗議を続行する旨決定したほか、抗議の理由として、MMG Las Bambas社が約束したトラクターの受け渡しが完了していないことなどを主張している。さらに、各コミュニティが4日ずつ分担して確実に道路を封鎖する計画である一方、Hudbay Minerals社は小さな企業ながら(コミュニティに)年間の拠出金を支払っていることから、同社の車両は通過させる方針であると説明した。


