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ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石
2022年4月4日 シドニー Whatmore康子

豪:Karara Mining社、WA州Karara磁鉄鉱鉱山のマインライフを2050年まで延長する申請をWA州環境保護局に提出

 2022年3月24日付けの地元メディアによると、豪Karara Mining社は、同社のWA州Karara磁鉄鉱鉱山において敷地を1,407ha拡張し、マインライフを10年間延長して2050年までとする申請をWA州環境保護局(EPA)に提出したことを明らかにした。同鉱山は、WA州で2鉱山存在するとされる磁鉄鉱鉱山の一つであり、8百万t/年の磁鉄鉱精鉱(品位:Fe 66~68%)を中国Ansteel Group(鞍山鋼鉄集団)社にオフテイク供給するが、Stage2~5においては精鉱生産量を15.4~37.6百万t/年へと段階的に増加するとしている。同社は、今回、計画するマインライフの延長においては、これらの生産量の変更は行わないとしている。Karara Mining社は、豪Gindalbie Metals社とAnsteel社が権益比率47.84%、52.16%で組成するJV企業であったが、Gindalbie社は2019年に子会社の探鉱企業Coda Minerals社をスピンオフして豪州証券取引所(ASX)に上場した後、Ansteel社に吸収合併されている。

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