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ニュース・フラッシュ

鉱種:
2022年4月6日 シドニー Whatmore康子

PNG:PNG政府とBougainville自治州政府、Panguna銅・金鉱山の操業再開についての話し合いを近日中に行う模様

 2022年3月22日付けのメディアによると、PNG政府とBougainville自治区政府(ABG)が、Panguna金・銅鉱山の操業再開についての話し合いを、2022年4月にPort Moresbyで開催が予定される共同監督機関(Joint Supervisory Body:JSB)の会議で行う模様であることが明らかになった。JSBは、PNG政府のJames Marape首相とABGのIshmael Toroama大統領が議長を務める機関である。ABGは2022年2月、同鉱山の操業再開について地元の土地所有者達と合意を交わしており、同大統領はこの合意が、ABGとPNG政府が今回、JSBの会議で予定する話し合いを導くことになったとしている。同鉱山は、Rio Tintoが1989年まで当時の子会社であったBougainville Copper(BCL)社を通じて操業を行っていたが、現在、BCL社の権益は両政府それぞれに36.4%ずつ、残り27.2%が一般投資家や機関投資家によって保有されており、同メディアによると、PNG政府は2021年12月、同政府が同社に保有する権益の全てをABGに売却することを約束したとされている。

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