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2022年4月7日 バンクーバー 佐藤すみれ

パナマ:Remance金鉱山再開に向け公聴会開催も、環境NGOは不支持を表明

 2022年4月4日、パナマのNGOである環境アドボカシーセンター(CIAM)が発表した声明によると、Greenfield Mining社は、Remance金鉱山再開に向け住民に対する公聴会を開催したものの、CIAMは情報提供に不備があったとし、同社による開発を強く非難した。
 Remance金鉱山は過去にMinera Remance社が1990~1998年の間採掘を行った後、現在まで休止状態にある。Greenfield Mining社は2022年3月28日、Veraguas県San Francisco郡においてRemance金鉱山の環境影響評価に係る公聴会を開催したものの、CIAMによると、開発によってもたらされる環境影響に関する情報には透明性が欠けていたほか、影響の緩和策に関しては説明が行われなかったことを指摘した。また、招請が行われたのは開催の4日前であったことから、住民らが膨大な評価書を分析する時間が限られていたことや、会場への交通手段提供が不十分であったことなど、開催の不手際についても記されている。CIAMは声明において、鉱業が環境および社会に深刻な影響を与えることを考慮し、パナマにおける鉱山プロジェクトの開発が不適切であるという立場を改めて表明するとつづっている。また、鉱業国としての道、あるいは生命の持続可能性を追求する道のどちらを選ぶのかということを市民が判断できるよう、率直で民主的な対話の必要性を主張している。

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