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ニュース・フラッシュ

鉱種:
コバルト ニッケル
2022年4月11日 バンクーバー 佐藤佑美

加:Glencore、再資源化ニッケル・コバルト購入で加Electra Battery Materials社と契約

 2022年4月6日付けプレスリリースによれば、Glencoreは、2023年に商業生産を開始する加Electra Battery Materials社(以下、Electra社)のリサイクル工場から製造されるニッケルとコバルトのオフテイクについて合意した。Glencoreは2023~2024年末までの1年間、ブラックマス(Black Mass)から処理されたニッケル、コバルトを市場条件に基づき購入する。Electra社は現在、再資源化されたリチウム、銅、グラファイトに関して他社と交渉中であるという。
 コバルト湿式精錬所の再稼働を2022年Q4に控えるElectra社は、2021年11月に硫酸ニッケル、前駆体製造、リサイクルを手掛ける北米唯一の複合拠点(Battery Materials Park)を加ON州に創設することを発表(2021年11月11日付 ニュース・フラッシュ:First Cobalt社が社名を変更、硫酸ニッケル・前駆体製造を手掛けるバッテリー複合企業へ参照)した。リサイクル工場の初期投資額は3mUS$で、2022年に実証を開始し、2023年の本格稼働を計画している。モジュール1では約4,500t/年のブラックマスからMHP(ニッケル・コバルト混合水酸化物)2千t以上の生産をターゲットとしている。ブラックマス供給に関しては2022年1月、アジアを中心に広範なネットワークを有する丸紅株式会社との連携を発表したところ、今回のプレスリリースによれば、最大4社からの調達を見込んでいるという。

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