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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ニッケル
2022年4月11日 シドニー Whatmore康子

豪:WA州のKalgoorlieニッケル製錬所及びKambaldaニッケル選鉱施設において再生可能エネルギーの電力契約を伊Enel Green Power社と締結

 2022年4月6日付けの地元メディアによると、BHPは、同社の傘下である豪Nickel West社がWA州で操業するKalgoorlieニッケル製錬所及びKambaldaニッケル選鉱施設において、再生可能エネルギーの電力調達契約(Power Purchase Agreement:PPA)を伊Enel Green Power社と締結したことを明らかにした。このPPAに基づき、Nickel West社は2024年から12年間において、同製錬所と同選鉱施設における需要電力の全てを、Enel社と豪州の再生可能エネルギー開発企業Moonies Hill Energy社が共同で進めるFlat Rocks風力発電所Stage Oneプロジェクトから調達するとしている。同プロジェクトは、同州Kojonupの南東30kmのエリアに4.2MW規模の風力タービンを18基建設し、2023年10~12月四半期から操業を開始するというもので、出力規模が約315GWh/年と試算されている。BHPは、Nickel West社が同州で操業するKwinanaニッケル精錬所においても、需要電力の50%を同州Merredin太陽光発電所から調達するPPAを中Risen Energy社と2021年2月に締結している。

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