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2022年4月12日 北京 忽滑谷諒子

中国・アフガニスタン:Aynak銅鉱山の進捗、両国関係について外交部がコメント

 2022年4月7日、中国外交部は定例会見にて、アフガニスタンAynak銅鉱山の進捗、および中国とアフガニスタンの関係等に関する記者からの質問に以下のとおり回答した。なお、Aynak銅鉱山は世界的な最大鉱床の1つで、アフガニスタン中東部、首都Kabulから約35kmに位置する。2008年5月25日、中国冶金科工集団と江西銅業はアフガニスタンと協定を締結し、同プロジェクトの100%の鉱山権を保有している。
Al Jazeera記者:アフガニスタン鉱産部は、中国が中国冶金科工集団有限公司と協定を締結し、中国が引き続き同国最大のAynak銅鉱山事業を経営できるようになったことを明らかにした。当該協定の調印および最近中国側が行ったアフガニスタン隣国外相の一連の会議は、中国がアフガニスタン政府を正式に承認したことを意味するのか。
趙立堅外交部報道官:アフガニスタン問題の進展には注目している。2022年3月末、王毅国務委員兼外相は安徽省屯渓で第3回アフガニスタン隣国外相会議及び関連する一連の会議を主催した。アフガニスタン隣国協調協力機構が2021年9月に創設されて以降、隣国の優位性を発揮し、アフガニスタン情勢安定に向け建設的な役割を発揮、各方面は関連の会議を高く評価した。中国はアフガニスタンの隣国と共に、それぞれの能力を発揮し、共通認識を結集、協力し、アフガニスタン人民が美しい未来を切り開くことを支持する。アフガニスタン暫定政府を承認するか否かについて、中国側の立場は一貫しており、明確である。

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