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豪:WA州の資源産業、技能保持労働者の不足に悩まされる企業は全体の9割以上
2022年4月8日付けの地元メディアによると、WA州の資源産業において、技能保持労働者の不足に悩まされている企業が全体の9割以上に上ることが、WA州商工会議所(Chamber of Commerce and Industry WA:CCIWA)が行った2022年1~3月四半期のアンケート調査で明らかになった。同アンケート調査は、WA州の資源産業や建設産業など9産業の企業を対象に行われたもので、資源産業に対する調査では、「技能保持労働者の不足が今後1年間における事業成長の障壁となる」とした企業が占めた割合は93%となり、最も人材が不足している職種については掘削作業員、次いで機械工、技術専門者となったほか、「新従業員の訓練に投資を行っている」、「既存従業員の技能向上に投資を行っている」とした企業は各81%、73%を占め、「既存従業員の基本給を賃上げした」とした企業は81%と、小売り産業や教育訓練産業の69%や64%よりもかなり高い率を占めた。また、同調査では、調査対象となった産業全体において今後の短期及び長期における事業状況において、「今後3か月間に改善する」とした企業が占めた割合は、37%と対前期比24ポイント減、「今後1年間に改善する」とした企業が占めた割合は29%と同11ポイント減となった。
