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ニュース・フラッシュ

鉱種:
グラファイト
2022年4月19日 ヨハネスブルグ 栗原政臣

モザンビーク:Syrah Resources社、Balamaグラファイト鉱山にハイブリッド発電システムを導入

 2022年4月6日付けメディアによると、豪Syrah Resources社は、Balamaグラファイト鉱山に太陽光とバッテリーのハイブリッド発電システムを設置する最終投資決定を行った。Syrah社は2020年末に英Solar Century Africa社と同鉱山に関する覚書を締結しており、同鉱山の既存のディーゼル発電所に統合する、11.25MWの太陽光発電設備と8.5MW/MWhのバッテリーエネルギー貯蔵システムの組み合わせが選択された。当該プロジェクトは、Balama鉱山の敷地内電力の35%を供給し、発電に使用されるディーゼルを約35%削減することが期待されている。日中のピーク時には、このシステムで同鉱山の全電力を供給することができる予定としている。太陽電池システムにより、15千t/月の生産量でC1コストが約8US$/t削減されると予測されている。Syrah社は、2023年3月末までに太陽電池システムの稼働を開始する予定である。

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