ペルー：Panoro Minerals社、Cotabambas銅・金・銀プロジェクトのプレFS開始を発表

　2022年4月19日、加Panoro Minerals社は、Cotabamba銅・金・銀プロジェクト（Cusco州）のプレFSに係るインフィル試錐などの実施を目的として、プロジェクト現場への試錐業者の動員を発表したほか、試錐プログラムは約2週間後に開始され、2022年12月に完了し、2023年にはクラスター1および2における衛星的なターゲットを対象とする追加試錐を実施する計画を明らかにした。
　このうちインフィル試錐は、PEAの採鉱計画に含まれる予測資源量の100％を概測資源量に変換することを目的として、南北のピット予定地で44孔の試錐（12,192m）が計画されている。なお、現時点におけるPEA採鉱計画内の資源量は、予測資源量（355.8百万t）、概則資源量（127.3百万t）となっている。
　さらに、鉱床周辺部では酸化鉱や硫化鉱などの資源をターゲットとし、これらをプレFS内の採鉱計画に含めるため、22孔のステップアウト試錐（4,778m）が計画されている。
　また、プレFSに関しては、試錐プログラム以外にもエンジニアリング調査や環境・社会調査などにも着手しているほか、冶金試験やSxEwプラントの位置などに伴う調査、ピットの地盤工学調査などは2022年内に完了する見通しを示している。