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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ニッケル
2022年4月25日 ジャカルタ 白鳥智裕

インドネシア:中CATL社、PT Antam及びIBCと6bUS$規模のニッケル下流プロジェクトを創設

 2022年4月17日付け現地メディアによると、Brunp Lygend社(寧徳時代新能源科技股份有限公司(以下、CATL)子会社)は、PT Antam及びPT Indonesia Battery Corporation(IBC)と、5.97bUS$のプロジェクトを構築した。Bloombergによると、このプロジェクトはニッケル採掘から電池材料、リサイクル、電気自動車(EV)や電動バイクの工場までをカバーする。
 インドネシアは現在、膨大なニッケル埋蔵量を背景に、EVのサプライチェーンにおける主要プレーヤーとなる目標を掲げている。CATL社のRobin Zeng(曾毓群)創業者兼会長は、「本プロジェクトは、CATLが世界に拠点を拡大する上で重要なマイルストーンであり、中国とインドネシアの永続的な友好関係の象徴となる。この提携により、CATLバッテリーの生産に必要な上流資源と原材料の供給が確保され、EVとバッテリーに対する需要の高まりに対応できるようになる。」とコメントしている。Luhut Binsar Pandjaitan海事・投資調整大臣も「EVエコシステムの構築に努めるインドネシアにとって非常に重要」とコメントした。
 CATL社はまた、PT Antamが取り組むニッケルラテライト開発プロジェクトの49%の株式を保有する。また、三元系電池の製造や電池のリサイクルなど他の5つのプロジェクトでは、CATL社が60%又は70%の株主となっている。
 プロジェクトの建設期間は2022~2026年の5年間で、敷地面積は約29,085haを予定している。今回のプロジェクトは、インドネシアの北Maluku州を拠点とする予定である。今後、この合弁事業には、Brunp社のステークホルダーと規制当局の承認が必要である。

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