ペルー：Cuajone銅鉱山、地域コミュニティが15日間のデモ停止に合意し操業再開の見込み

　2022年4月22日付け現地紙によると、2022年2月28日から操業停止となっていたCuajone銅鉱山（Moquegua州）に関して、政府は2022年4月20日に非常事態宣言を発令し、翌21日夜に警官隊を伴う委員会が、デモ隊によって占拠されていた鉱山キャンプへの水供給源である貯水池や精鉱輸送鉄道を開放した。
　また、Tumilaca、Pocata、Coscore、Talaコミュニティは、15日間のデモ停止およびSouthern Copper社との協議開始に合意した。
　Southern Copper社は、住民に対する告訴を取り下げるほか、デモ隊が破損したインフラ設備の復旧後速やかに操業を再開する見通しとなっている。