閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
クロム バナジウム マンガン
2022年5月9日 ヨハネスブルグ 栗原政臣

南ア:DMREによる探鉱戦略、0.9bUS$/年の探鉱費を目標

 2022年4月12日付けメディアによると、多くの鉱物資源で世界最大の鉱床を有する南アは、2025年までに0.9bUS$/年の探鉱費を呼び込むことを目標に掲げている。この額は世界の年間探鉱費の5%に相当し、世界有数のポテンシャルを有しながら近年停滞している鉱業の活性化につながると期待されている。鉱物資源エネルギー省(DMRE)が2022年4月12日に発表した探鉱戦略は、南アの比較的進んだインフラと鉱山技術を活用することを目的としている。また、歴史的な金依存から脱却し、電気自動車(EV)、蓄電池、水素製造に使用される金属に焦点を当てる。DMREは、金資源が減少している現在、南ア鉱業の魅力は未来の鉱物にあると探鉱戦略で述べている。南アは数十年にわたり世界最大の金生産国だったが、鉱床の採掘位置が深くなりアクセスするためのコストが高くなったため生産量は低迷している。それでも南アは、PGM、電池用金属バナジウム、クロム、マンガンの世界最大の鉱床を有している。探鉱戦略では課題として、政策の不十分な実施、地質学的データの不備、発電量の不足、ストライキの頻発、地域社会の不安等を挙げている。また、探査促進のための取り組みとして、鉱床に関するデータの拡充、小規模鉱山会社に対する技術的支援の拡大を目標としている。

ページトップへ