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ニュース・フラッシュ

鉱種:
コバルト ニッケル
2022年5月9日 ジャカルタ 白鳥智裕

インドネシア:韓LG社、正極材前駆体工場を近く着工、中CATL社も追随へ

 2022年4月26日付け現地メディアによると、韓LG社は、2022年5月もしくは6月に正極材の前駆体生産工場の建設を開始する見込みである。Bahlil Lahadalia投資大臣兼BKPM委員長によれば、前駆体工場は中部Java州のBatang工業団地に開発される。
 2022年4月1日に、LG Energy Solution社、LG Chem社、LX International社及び韓POSCO社は、インドネシアの国営企業PT Indonesia Battery Corporation(IBC)およびPT Antamと枠組み協定を締結した。本プロジェクトでは、東南アジアで電気自動車(EV)のバッテリーサプライチェーンを構築する約9bUS$相当のプロジェクトを推進している。
 LG Energy Solutions社によれば、このプロジェクトは、原材料の調達、前駆体や正極材などの主要部品の生産、電池セルの製造を含む、EV用電池の「エンドツーエンドのバリューチェーン」の確立を目指す。
 Bahlil大臣によれば、前駆体工場以外にも、LG社はBatangでバッテリーセルとバッテリーパック工場を開発する予定である。一方、製錬所はニッケル鉱山のある北Maluku州で開発される予定だとする。
 IBCとPT Antamは、世界最大のEV用電池メーカーである、寧徳時代新能源科技股份有限公司(CATL社)と、インドネシアにおいて約6bUS$を投資してEV用電池のサプライチェーンを構築する枠組み合意書に最近署名している。
 Bahlil大臣は、中CATL社も2022年中にインドネシアでの投資計画の実現に着手する予定であると述べた。LG社とCATL社との合意は、インドネシアが世界のEVバッテリーのハブになるという夢を実現するのに役立つと述べた。

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