ボリビア：YLB創立5周年、大統領等が同公社の評価や実績をコメント

　2022年4月27日、2017年4月27日に設立されたボリビアリチウム公社（YLB）は創立5周年を迎え、La Paz市内の見本市会場で記念式典が行われた。同式典にはMolina炭化水素エネルギー大臣、Arnezエネルギー高度技術次官、Ramos YLB総裁などが出席した。
　同日付の政府系メディアによると、Arce大統領は、YLBが夢の実現に向けて最善のルートを歩んでいることへの評価とともに、2022年第1四半期に130mBOB（ボリビアーノ：約18.68mUS$）の収入を得たことをFacebookにコメントした。また、Arnezエネルギー高度技術次官は現地メディアに対し、現在YLBはパイロットおよび産業規模でリチウム生産を行っており、ボリビア製リチウムイオン電池（LIB）を、EV用として米Quantum社に、ラップトップPC用として国営Quipus社に供給していると述べた。さらにYLBはPotosí県Yocalla市で、同公社製のソーラーパネルとバッテリーを用いて、地域住民に電力を供給するパイロットプロジェクトに貢献していると述べた。