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2022年5月11日 シドニー Whatmore康子

豪:SA州Adelaide大学、WA州など4州に跨る「Centralian Superbasin」の地質調査に連邦政府から405kA$の助成金を取得

 2022年4月22日付けの地元メディアによると、SA州Adelaide大学は、NT準州、WA州、SA州、QLD州の4州に跨る「Centralian Superbasin」の地質調査を行うプロジェクトにおいて、豪連邦政府から今後3年間にわたり総額405kA$の助成金給付が決定したことを明らかにした。この助成金は、同政府の研究開発に関する諮問機関Australian Research Council(ARC)が、大学など特定の教育機関と企業・機関間のパートナーシップによる研究促進を目的とする助成プログラム「Linkage Program」の第2ラウンドにおいて拠出されるという。今回Adelaide大学が行う地質調査は、NT準州地質調査所やWA州地質調査所などとのパートナーシップに基づき、Centralian Superbasinで新原生代から古生代に形成された堆積岩の年代を同位体技術やレーザー技術を利用して測定するもので、同大学はこの地質調査が「銅などの鉱床が存在する場所を特定することに貢献するものとなる」としている。

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