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ニュース・フラッシュ

鉱種:
亜鉛
2022年5月11日 シドニー Whatmore康子

豪:豪連邦裁判所、中MMG社のTAS州Rosebery亜鉛・鉛鉱山におけるTSF建設計画に関する環境団体の訴えを棄却

 2022年5月2日付けのメディアによると、豪連邦裁判所が、環境団体「Bob Brown’s Foundation」が中MMG社のTAS州Rosebery亜鉛・鉛鉱山における廃滓貯蔵施設(TSF)建設計画に関し、同計画を認可した豪連邦政府を相手取って2022年3月に起こした訴えを棄却したことが明らかになった。MMG社は、同計画に関して環境保護・生物多様性保全(EPBC)法に基づいた審査の申請(referral)を2021年11月に行ったが、連邦政府は2022年1月に審査を行う必要がないと判断し、実質的認可を与えていた。これに対し同団体は、この認可が同計画用地に生息し絶滅危機に晒されるタスマニアメンフクロウの保護を考慮していないとして、同政府を訴えていた。一方同裁判所は、この訴えの棄却理由を、同社が同建設計画のreferralにおいて、「タスマニアメンフクロウの生息に適しているとされる樹木の15m範囲内では樹木伐採や整地を行わない」と表明しているため、同政府による同建設計画への認可差し止めは不要であると判断したためとしている。

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