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2022年5月17日 リマ 初谷和則

コロンビア:AngloGold AshantiColombia社長が辞任、Quebradona銅プロジェクトは環境ライセンス審査の停止が継続

 2022年5月7日付け現地紙によると、AngloGold Ashanti Colombia社のAna María Gómez社長が、7か月の在任の後、辞表を提出した。
 実際に辞任するのは1か月後で、2022年6月にMauricio Echeverry氏が社長に就任する。Echeverry氏は、2013年までEcopetrol社の法務担当副社長で、2014~2019年は駐チリ・コロンビア大使を務めた。
 Gómez社長は、Quebradona銅プロジェクト(Antioquia県)の環境ライセンス問題が辞任の原因ではないと説明している。同プロジェクトは、2021年10月に国家環境ライセンス庁(ANLA)が情報不十分を理由に環境ライセンス審査の停止を決定した。AngloGold Ashanti社はこれを不服とし上告したが、2022年5月1日に、ANLAの最初の決定が維持されることが決まった。
 記事によると、AngloGold Ashanti社は同プロジェクトに15年前から約300mUS$を注ぎ込んでいる。

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