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ニュース・フラッシュ

鉱種:
その他 リチウム
2022年5月20日 シドニー Whatmore康子

豪:野党労働党、豪州におけるLIB製造産業の確立計画「Australian Made Battery」の構想を連邦選挙公約として発表

 2022年5月12日付けの地元メディアによると、豪連邦政府の最大野党である労働党は、2022年5月21日に予定される連邦総選挙に向けた公約として、豪州でリチウムイオン電池(LIB)製造産業を確立する計画「Australian Made Battery」の構想を明らかにした。同党は同計画が構想された背景について、豪州ではLIBのテクノロジー及び産業において3万4,700人の雇用と総額7.4bA$の価値が創出される可能性があることを挙げている。同党は、今回行われる選挙で政権を獲得した場合は、同計画に基づき、豪連邦政府から100mA$を拠出し、同州の政府との相互協力に基づいてQLD州においてLIB電池製造地区の確立を行うほか、再生可能エネルギーテクノロジーに関する製品を豪州国内で実施する事業に対して、テクノロジーや技能開発を提供する機関「Powering Australia Industry Growth Centre」の確立などを行うとしている。また、同メディアによると、同党はQLD州でLIB製造地区を確立する場所の候補地として、Gladstoneを検討しているとされる。

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