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米:加Li-Cycle社、AZ州でバッテリーリサイクル工場の操業を開始
2022年5月17日付けプレスリリースによれば、北米最大級のバッテリーリサイクル振興企業である加Li-Cycle社は、AZ州Maricopa郡Gilbertで使用済みリチウムイオン電池(LIB)の破砕・溶解等を行うSpoke工場の操業を開始した。同社はすでに加ON州、米NY州でSpoke工場を運営しているが、本工場では世界で初めて、電気自動車(EV)バッテリーパックを人の手で解体することなく処理することが可能であるという。本工場で生産されたブラックマスはNY州で建設中のHub工場で処理され、バッテリー原材料に再資源化される予定である。なお、同社がAL州で建設中のSpoke工場が2023年Q3に稼働した場合、同社の総リサイクル処理能力は30千t/年となる。
