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ニュース・フラッシュ

鉱種:
コバルト
2022年6月2日 ヨハネスブルグ 栗原政臣

DRコンゴ:コバルトの鉱業ロイヤルティ10%、依然として世界で最も高い

 2022年5月2日付けメディアによると、採取産業透明性イニシアティブ(Extractive Industries Transparency Initiative:EITI)が発表した2022年3月の報告書において、DRコンゴのコバルトにおける鉱業ロイヤルティは10%と世界で最も高い率になっている。2016~2017年のコバルト価格高騰を受け、DRコンゴは鉱業法の大幅な改正の一環としてコバルトのロイヤルティを2%から3.5%、更にその後コバルトを戦略鉱物に指定し10%に引き上げた。その他複数の国もコバルトのロイヤルティを引き上げたが、その後のコバルト価格の下落を経ても、ロイヤルティを引き下げた国は無い。DRコンゴの鉱業税制全体ではロイヤルティが大きな割合を占めているため、価格が下がると企業利益に対する税負担が増えるという逆進性の高い税制になっている。このような状況で、高いロイヤルティに意味があるのか、また、変動ロイヤルティ等が有効なのか、専門家が検証を行っている。

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