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2022年6月7日 ヨハネスブルグ 栗原政臣

南ア:2021年、南アの鉱山生産額が初めて1,000bZARを超える

 2022年5月9日付けメディアによると、南アの鉱物生産は好調なコモディティ価格に支えられ2021年に初めて1,000bZAR(南ア・ランド:約64.5bUS$相当)を超える記録的な値を達成し、国内経済に税収増、賃金上昇、雇用増加という重要な影響を与えた。
 2022年5月9日に発表された南ア鉱業協会(Mineral Council South Africa)の“Facts and Figures 2021”は、鉱業の業績は新型コロナウイルスパンデミックによる2年間の混乱の後ロックダウンにより減速していた南ア経済の安定化に重要な役割を果たし、政府が数百万人へ基礎所得手当を支給できるようにしたと指摘している。2021年の生産額は1,188.5bZAR(約76.7bUS$)で2020年の910bZAR(約58.7bUS$)を大きく上回り、これはコモディティ価格が対前年比ドル建てで40%増、ランド建てで20%増と改善したことが影響している。ただし鉱業協会は、鉄道と港湾における制約、生産量が大幅に増加していないこと及びコストがインフレ率を上回る速度で増加し続けていることを懸念しており、2017年以降コモディティ価格が61%上昇したにもかかわらず、2021年は輸出トン数とインフレ調整値はともに6%減少した、と指摘している。
 なお2021年、鉱業の国内総生産への直接貢献は対前年比36%増の48.1bZAR(約3.1bUS$)で、貢献率は7.1%から8.7%に増加した。鉱業は458,954人を雇用し、従業員に153.8bZAR(約9.92bUS$)を支払い、源泉徴収税27bZAR(約1.74bUS$)を納付した。さらに法人税78.1bZAR(約5.04bUS$)、付加価値税15.4bZAR(約0.99bUS$)、ロイヤルティ27.bZAR(約1.8bUS$)が支払われた。鉱物資源の輸出額は前年比46%増の841.6bZAR(約543US$)相当となっている。

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