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ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石 その他
2022年6月8日 シドニー Whatmore康子

豪:Rio Tinto、WA州Port Walcott港の鉄鉱石積出施設で作業員の保安を重視したブルドーザー遠隔操作システムを導入

 2022年5月31日付けの地元メディアによると、Rio Tintoは、同社が鉄鉱石輸出に使用するWA州Port Walcott港のCape Lambert積出施設において、作業員の保安を重視したブルドーザー遠隔操作システム(Tele-remote Dozing System:TDS)を導入した。同システムは、米Caterpillar社の開発したMineStar Commandテクノロジーに基づいて、ブルドーザーオペレーターの保安を第一の目的とするもので、ブルドーザーに設置されたカメラを通して遠隔のオペレーションルームから操作を行うことや、作業員が肩掛け式の可搬型コンソールを用いて車外から遠隔操作を行うことを可能とする。Caterpillar社の豪ディーラーWesTrac社によると、Rio Tintoは同施設において、急勾配の貯鉱場など事故リスクの高い現場を優先して、同システムの導入を行ったとされる。

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