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ニュース・フラッシュ

鉱種:
アルミニウム/ボーキサイト
2022年6月10日 シドニー Whatmore康子

豪:露Rusal社、Rio TintoがQLD州QALアルミナ工場の全操業を自社管理下としたことを不当として豪連邦裁判所に提訴

 2022年6月6日付けの地元メディアによると、露Rusal社が、Rio Tintoと権益比率20%、80%で所有するQLD州Queensland Alumina Limited(QAL)アルミナ工場において、Rio Tintoが豪州のロシアに対する経済制裁を背景に同工場の全操業を自社管理下に置いたことが不当であるとして、同社を豪連邦裁判所に提訴したことが明らかになった。Rio Tintoは、豪連邦政府がロシアのウクライナ侵攻に対する経済制裁として、ロシアへのボーキサイト及びアルミナの輸出を2022年3月から禁止したことに基づき、同年4月、同工場における全操業を自社の管理下で行うと表明していた。一方Rusal社は、この経済制裁が、Rusal社を直接的な対象としていないこと、及びRusal社の豪州事業継続に制裁違反はないことなどを理由に、Rio Tintoが同工場の全操業を自社管理下としたことは、Rio Tintoが同工場の操業で負う義務に違反したことになると主張し、Rusal社の同工場における操業権利を復活させるよう、同裁判所に要請したとされる。

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