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ニュース・フラッシュ

鉱種:
コバルト
2022年6月17日 ヨハネスブルグ 栗原政臣

ザンビア:Mopani Copper Mines社、価格上昇に伴いコバルト生産再開を計画

 2022年5月24日付けメディアによると、ザンビアMopani Copper Mines社は、国際価格の暴落により10年以上前に停止したコバルト生産を再開する予定である。国有企業ZCCM-IH社の最高投資責任者であるBrian Musonda氏は、価格の上昇はコバルト処理を再開する強い経済的理由であると語り、2023年にはMopani銅・コバルト鉱山でのコバルト生産のために精鉱の処理を開始し4,000~5,000t/年の生産を計画している。さらにMusonda氏は、Mopani鉱山は今後コバルト生産を強化予定であるとし、既に地表には銅鉱石の一部として採掘されたもののコバルト価格が低すぎたため処理できなかった原料があると述べた。
 統計局の資料では、ザンビアの銅生産量は2020年の837,996tから2021年は800,696tに減少しており、コバルト生産量も2020年の316tから2021年は247tに減少している。ZCCM-IH社は2021年、Glencoreが保有するMopani鉱山の株式の73%を負債によって1.5bUS$で購入することに合意し、新たな投資家を探すと発表した。これは、Glencoreが銅価格の低迷と新型コロナウイルスの混乱を受けMopani鉱山の操業の一時休止を計画したことに対し政府の理解が得られず、最終的に売却に至ったものである。

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