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ニュース・フラッシュ

鉱種:
PGM(白金族)
2022年6月20日 ヨハネスブルグ 栗原政臣

南ア:Amplats社、労働組合と5年間の賃金契約を締結

 2022年5月26日付けAnglo American Platinum(Amplats)社は、認められた4つの組合のうち組合員の90%を代表する3つの労働組合であるAMCU(鉱山労働者・建設組合連合)、NUM(鉱山労働者国家組合)及びUASA(連合南アフリカ)との5年間の賃金協約締結を発表した。これにより全ての関連従業員に新賃金協約が適用される。本契約は、現行契約期間の満了前に締結されたものであり、2022年7月1日より発効する。Amplats社のNatascha Viljoen CEOは、「労働組合は、従業員の代表として重要なステークホルダーである。我々は合意に達したことを大変喜ばしく思い、操業の安定性を確保しつつ、賃金交渉プロセスを通じての彼らの関与、協力及び建設的なフィードバックに感謝する。この複数年契約により、PGMの価格サイクルを通じて当社の事業が持続可能になると考えており、また当社は、社会の全ステークホルダーに永続的な価値を提供するために、従業員の仕事に対する報酬を確保する」と述べている。本賃金協定は、5年間にわたり平均6.6%/年の割合で給与と給与関連手当を増加させる。
 2022年5月26日付けメディアによると、Amplats社は1,150ZAR/月(南ア・ランド:約73US$相当)の増額に合意し、その額は5年目までに1,500ZAR/年(約95US$相当)まで上昇する予定となっている。最低賃金の労働者に対する7.5%の引き上げは、2022年4月の南アのインフレ率5.9%を上回るものとなっている。Viljoen CEOは、Amplats社は今後も低賃金の労働者の賃金を引き上げる努力を続けるとし、南アのインフレ率が7.5%を上回るか、3%を下回れば、組合との協定の再交渉に柔軟に対応すると語った。

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