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ニュース・フラッシュ

鉱種:
2022年6月22日 サンティアゴ 兵土大輔

チリ:CODELCO、臨時役員会議の多数決によりVentanas製錬所の閉鎖準備を決定

 2022年6月17日付けでCODELCOは、臨時役員会議を開催し、多数決によりVentanas製錬所を閉鎖する準備を進めることを決定した。現在、同製錬所は定期点検を実施するために同年6月6日午前から停止している。同製錬所を閉鎖するには、ENAMIからの鉱石処理をCODELCOに義務付ける法No.19,993を改正する必要があり、現在下院鉱業エネルギー委員会で同法の改正案について審議されている(2022年6月17日付 ニュース・フラッシュ:Ventanas製錬所の労働組合、同製錬所の閉鎖に反対し設備近代化への投資を強く求める参照)。
 同製錬所はQuinteros及びPuchuncaví工業団地内にあるが、ここ数週間で学校児童及び高齢者の中毒事故が発生した。CODELCOは、2010~2017年にかけて同製錬所に156mUS$を投資し公害対策工事を行った。さらに、ガス捕集率を増加させる工事のため54mUS$の投資を行えるが、新たな汚染事故の発生を防げる保証はないと述べている。
 CODELCOは、Ventanas労働組合が理解、納得した上で同製錬所の閉鎖準備を進められるよう、同労働組合と作業員会を設けるとしており、異動や自主退職プランといった選択肢を提供するための協議を行うという。

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