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ニュース・フラッシュ

鉱種:
リチウム
2022年6月24日 リマ 初谷和則

ボリビア:YLB総裁、6社のリチウム直接抽出(EDL)技術の適用有効性が示されたと報告

 2022年6月15日付けボリビアリチウム公社(YLB)の発表によると、Ramos同公社総裁は、米Lilac Solutions社、中CATL BRUNP & CMOC社、中CITIC Guoan/Crig社、中Fusion Enertech社、中TBEA Group社、露Uranium One Group社の6社が、各社のEDL技術を使用した試験により同技術の適用有効性を示し、提案提出期限を守れなかった2社は除外されたと発表した。
 同総裁は、EDLフォローアップ・情報委員会(Comisión de Seguimiento e Información de EDL)の最終報告書によれば、最終選定に残った6社の提示した回収率は80%以上、90%を超える企業もあったと報告した。技術評価の指標は、リチウム回収率、水消費量、純度、所要時間、消費エネルギー、使用技術の柔軟性、パイロットプラントのキャパシティ、ナトリウム・カリウム・マグネシウム等に対するリチウムの比率・関係、化学品の使用等であるとした。この全試験費用を企業側が負担したと強調し、本入札は、製品やサービスの契約のための入札プロセスではないことを明らかにした。
 さらに、各技術の技術・経済的FSに基づき、環境に配慮した持続可能性も考慮した上で産業化プラントへの投資を決定するとし、次のステップは、国として開発を進めるための主権条件の設定について各企業と協議することであると述べた。
 2022年6月15日付け現地紙によると、記者からの「残すのは1社か?」の質問に対しては、「各社が結果を出せば、複数社がこの過程で活動する可能性がある。」と回答した。
 なお、ボリビアかん水へのEDL技術適用に関する国際公募から6社選定までのプロセス及び各段階の報告書は、YLBウェブサイト(https://www.ylb.gob.bo/resources/edl/)に掲載されている。

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